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国泰寺(こくたいじ)は、富山県高岡市にある禅寺で臨済宗国泰寺派の本山。山号は摩頂山。本尊は釈迦如来。 == 歴史 == この寺は、1296年(永仁2年)慈雲妙意が二上山に立てた草庵に始まるとされる。その後、妙意は草庵を訪れた孤峰覚明の勧めを受け、覚明の師で普化宗の祖心地覚心に師事した。1299年(正安元年)二上山に戻り草庵を寺として摩頂山東松寺と号した。 1328年(嘉暦3年)後醍醐天皇から護国摩頂巨山国泰仁王万年禅寺の号が下賜されたと伝える。戦国時代には、二上山に築かれた守山城をめぐる兵火により焼失したが、神保氏の支援により復興された。 戦国時代末期の1585年(天正13年)閏8月に前田利家の命で方丈が没収され守山城の書院に転用された。江戸時代に入ると5代将軍徳川綱吉はこの寺を法燈派の本山に指定したという。 明治初年には普化宗の解体などにより衰退して臨済宗相国寺派に統合されたが、1905年(明治38年)に臨済宗国泰寺派として独立した。 近年は、哲学者の鈴木大拙や西田幾太郎らが禅の修行をしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国泰寺 (高岡市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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